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【伝説図鑑】日本三奇 ― 神話と現実の境界に存在する三つの“謎”

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 みなさんこんにちは!(∩´∀`)∩
 突然ですが、日本には江戸時代より伝わる三つの不思議があるのはご存じでしょうか?
 その名も日本三奇
 名前の通り日本にある三つの不思議な遺物です。
 以前にはその不思議さからアニメに登場したこともあるので、ご存じの方もいるかと思います。
 今日はみなさんも興味津々の日本三奇をご紹介していきます。
 全然関係ない私事ですが、普段から私が二分の一の選択を必ず外してしまうのは何故なんでしょうか?
 本当に奇妙で不思議な話です。
 そんな話はどーでもいいんです(; ・`д・´)

日本三奇について
「どうしてこの形になったのか」
「なぜこの状態が保たれているのか」
「人の力だけでは説明がつくのか」

そうした問いが残り続けているため、古くから特別視され、“奇”として語られてきた存在です。
では早速この日本三奇について、ご紹介していきましょう♪

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”日本三奇(にほんさんき)”とは

 まず日本三奇(にほんさんき)とは何か、その定義からお話ししていきます。
 今回ご紹介する日本三奇とは、江戸時代の医者である橘南谿(たちばな なんけい)という人物が、日本に三か所ある不思議な物について「三つの奇跡」として本の中で紹介したものです。
 いずれの物も江戸以前から由緒のあるものだったようで、現在もその存在理由が不明であり、神社の社宝としてまつられる物となっています。
 日本三奇と呼ばれるのは次の表に記載した三つです。

名称都道府県神社名備考
天の逆鉾鹿児島県高千穂峰山頂霧島東神社伊弉諾尊と伊弉冉尊が天から降り立った際、地上をかき混ぜたとされる鉾
石乃宝殿兵庫県高砂市阿弥陀町生石171生石神社水面に浮かぶようにみえる奇石、その姿から浮石とも言われる
四口の神釜宮城県塩竈市本町6-1御釜神社何かが起こる前に釜の水が濁るとされる神釜
東日本大震災の前に水が濁り話題になりました。

■ 天之逆鉾(宮崎県 高千穂峰山頂)

 最初にご紹介するのが霧島連山の高千穂峰の頂に突き立てられる一本の鉾。
 これが神話に登場し“天孫降臨の地に残る神器”として伝わる天之逆鉾です。

 神話の世界では「伊邪那岐と伊邪那美が国造りの際に用いた矛」である天沼鉾(あまのぬぼこ)だとされ、山頂に実在の形で残されていること自体が驚異的。
 誰がいつどのように設置したのか、明確な答えがないまま時代を超えて存在し続け、歴史人物・文人・武人までもがこの場所を訪れてきました。
 鉾の部分は地震や噴火により、現在はレプリカとされていますが、柄の部分は当時の鉾だとされています。
 一説には天孫降臨の際に瓊瓊杵尊が山頂に突き刺したとの説があり、偉人坂本龍馬も高千穂峰を訪れた際に鉾を引き抜いたという逸話も残されています。

 鉾が山頂に“刺さったまま”の姿。
 まさに「天と地を結ぶ象徴」としての神秘を今も放ち続けています。

 天之逆鉾については別のページでさらに詳しくまとめているので、興味があればそちらのページも見てください。


■ 石乃宝殿(兵庫県 高砂市 生石神社境内)

 2つ目にご紹介するのが生石神社にある巨大な奇石、石乃宝殿です。
 生石神社の御神体として祀られている巨大な石造物。
 まるで建物の心柱を造る途中で、巨岩ごと時間が止まってしまったかのような形状をしています。
 特筆すべきは「浮いているように見える」という点。
 支えがあるはずの場所に、決定的な接点が見えず、“浮石”と表現されるほどの異様さが人々を惹きつけます。
 古代の国造り神々の物語、疫病平定の逸話など、多くの神話的背景も重なり、「人工なのか、自然なのか、神が造りかけて残したものなのか」その答えが今も議論され続けている、謎の巨岩建造物です。
 詳細については別の記事でまとめていますので、そちらの記事もごらんください。


■ 四口の神竈(宮城県 塩竈市 御釜神社境内)

 四つの口を持つ釜に水が満たされ続ける。
 これが塩竈に伝わる不思議な神具「四口の神釜」。
特徴は
「水が溢れない」
「枯れない」
と古くから伝わる性質。
 さらには重大な出来事の前に水色が変化したとする伝承も残っており、かつては国や藩に報告が必要とされたほど重要な“予兆の器”として扱われていました。
 日常の道具であるはずの竈が「神の兆しを示す装置」として信仰され続けていることこそ、この神竈が三奇に含まれる理由と言えるでしょう。
 残念ながら写真撮影は禁止とのことだったので、神釜の写真はありません。( ノД`)シクシク…


■ 日本三奇が示すもの

これら三つには共通する特徴があります。

  • 古代信仰と強い結びつき
  • 物理・歴史の説明だけでは割り切れない点
  • いまこの時代にも“謎”として残っている

 つまり日本三奇とは、**神話と現実の境界線上に露出した「異常値」**と言える存在。
 神話の中にあるものが、現実世界に物体として残っている不気味さ。
 科学の前に“違和感”として立ち現れる奇妙さ。
 それが三奇を三奇たらしめています。
 観光で訪れてもいいですが、ここは「古代の世界の入口」を実際に覗き込む場所として歩くのが最も面白いです。
 ちなみに天の逆鉾のある高千穂峰はガチ登山になるので、往復で所要3時間であること、また体力に自信があることが絶対条件となります。
 

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