
熱田神宮本殿の北東に位置し、心の小径を東側に進むと、少し変わった空間、清水社があります。
清水社は水を司る神、罔象女神(みずはのめのかみ)を祀っている熱田神宮の末社です。
清水社のすぐ裏手に湧き水が湧く場所があり、この湧き水には①楊貴妃と②平影清の二つの伝説残っています。
①楊貴妃
中国玄宗皇帝の日本攻略を、熱田の大神が楊貴妃に姿を変え阻止し、熱田の地に楊貴妃の石塔が供えられたそうです。
清水社のすぐ後ろに水が沸く場所があり、その湧き水で肌を洗えば楊貴妃のような美肌になると言われています。
また湧き水の張る池の中央に小さな石が顔を出しており、それが楊貴妃石塔の一部と言われ、この石に三回水をかけると願いことが叶うと言われています。
②平影清
平安時代の末期、源氏に敗れた際、平景清が眼を患い清水社に湧く水で眼を清めたところ治癒したという伝えがあり、湧き水で目を清めれば眼がよくなると言われています。




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