【神様図鑑】万幡豊秋津師比売命（よろずはたとよあきつしひめのみこと）

**万幡豊秋津師比売命（よろずはたとよあきつしひめのみこと）**は、
日本神話に登場する豊かな実りと農耕の守護をつかさどる女神です。

その名は「万（よろず）の稲穂（はた）を豊かに実らせる秋の土地の女神」を意味し、
五穀豊穣や大地の恵みをもたらす神として古くから崇敬されてきました。

◆ 基本情報｜万幡豊秋津師比売命とは？

項目	内容
神名	万幡豊秋津師比売命（よろずはたとよあきつしひめのみこと）
神格	農耕の女神、豊穣の神、土地の守護神
関連神	大己貴命（おおなむちのみこと）、豊受大神（とようけのおおみかみ）など

万幡豊秋津師比売命は、
農耕・五穀豊穣の守護神として知られ、
豊かな収穫と土地の恵みをもたらす存在として信仰されてきました。

その名の「万幡」は「たくさんの稲穂」を表し、
「豊秋津師」は「秋の豊かな土地」「豊かな稲作地帯」を意味します。

地域によっては、農業の守護神として地元の神社に祀られ、
豊作祈願や感謝祭が行われています。

神社名	所在地	特徴
豊受大神宮（外宮）	三重県伊勢市	豊受大神と共に農耕の守護神として祀られる
地元農耕神社	各地の農村地域	地元の五穀豊穣を願う祭礼の中心に祀られることもある

万幡豊秋津師比売命は、
私たちの生活に欠かせない「食」と「大地の恵み」を守る女神として、
日本の農耕文化の中心に位置しています。