【神様図鑑】事代主神(ことしろぬしのかみ)|大国主命の御子であり商売繁盛の神

日本神話に登場する神々の中でも、
特に大国主命(おおくにぬしのみこと)の御子神として知られ、商売繁盛や漁業の守護神として広く信仰される事代主神(ことしろぬしのかみ)

本記事では、事代主神の由来や役割、ご神徳、そして主な信仰地について詳しく解説します。


◆ 基本情報|事代主神とは?

項目内容
神名事代主神(ことしろぬしのかみ)
別称えびす神(恵比寿神)としても知られる
系譜父:大国主命
神格商売繁盛、漁業、開運、縁結びの神
信仰範囲商人、漁師、地域の繁栄を願う人々

◆ 神話における事代主神の役割

事代主神は、大国主命の御子神の一柱であり、
神話の中では父とともに国譲りの交渉に携わる場面があります。

  • 大国主命が天照大神に国を譲る際、事代主神はその使者として話を進めたとされています。
  • その後、漁業や商売の神として信仰されるようになり、特に「恵比寿(えびす)」として庶民に親しまれました。

◆ ご神徳|商売繁盛と海の守り神

ご神徳内容
商売繁盛商売を営む人々に福をもたらす神
漁業の守護漁師や海に関わる人々の安全と豊漁を祈願
開運招福家庭や地域の繁栄を願う神
縁結び良縁や人とのつながりを結ぶ神としても信仰

◆ 事代主神を祀る主な神社

神社名所在地備考
西宮神社兵庫県西宮市日本三大えびすの一つ。商売繁盛の総本社。
大阪今宮戎神社大阪府大阪市毎年1月に行われる「十日戎祭」で有名。
美保神社島根県松江市漁業の神、海の守護神として信仰。
恵比寿神社全国各地商売繁盛の象徴として広く祀られる。

◆ まとめ|商売繁盛と海の守り神としての庶民の味方

事代主神は、
日本神話の中で父・大国主命の御子として活躍し、
その後は特に商売繁盛や漁業の守護神として人々に愛されてきました。

  • 大国主命との国譲りの交渉で重要な役割を担う
  • 恵比寿神として庶民に親しまれ、商売や海の安全を守る
  • 全国に信仰の場があり、地域の繁栄を支える神

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