【神社めぐり】丑(うし)にゆかりのある神社まとめ

— 学問成就・粘り強さ・開運を授ける“牛の神様” —

牛は、菅原道真公(天神さま)との関わりが深く、
日本全国の天満宮・天神社には「撫で牛」が置かれ、
“体の悪いところを撫でると良くなる”“合格祈願の力をいただける”
と信じられてきました。

丑年に参拝すると、努力運・学問運・健康運が強くなるとされます。


■ 丑(うし)にゆかりのある神社一覧表

①神社名②都道府県③簡単な説明
北野天満宮(きたのてんまんぐう)京都府京都市天神信仰の総本社。境内に多数の“撫で牛”があり、学問・災難除け・芸能上達にご利益。
太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)福岡県太宰府市道真公を祀る全国屈指の名社。牛が神使で、御神牛像が多数。受験生の聖地。
大阪天満宮(おおさかてんまんぐう)大阪府大阪市天神祭で有名。撫で牛信仰が極めて盛んで、学問・仕事運の守り神。
亀戸天神社(かめいどてんじんしゃ)東京都江東区関東三天神の一つ。境内に牛の像が並び、学問成就のパワースポットとして人気。
防府天満宮(ほうふてんまんぐう)山口県防府市日本最古の天満宮のひとつ。牛に関する伝説が多く、病気平癒にも信仰が厚い。
綱敷天満宮(つなしきてんまんぐう)兵庫県神戸市道真公が牛に導かれた伝承が残る。境内に多数の撫で牛が並ぶ。
吉備津神社(きびつじんじゃ)岡山県岡山市温羅伝説で知られる名社。境内に“黒牛神”信仰があり、厄除け・健康運が強い。
八坂庚申堂(やさかこうしんどう)牛頭天王縁の牛京都府京都市牛頭天王と牛の関わりが深く、厄除け・疫病除けの御利益がある。
白山神社(しらやまじんじゃ)天神社の牛像石川県白山市天神社を併設し、撫で牛を祀る。学業成就・努力運の向上に人気。
石清水八幡宮の牛神信仰京都府八幡市奉納牛が多く、八幡神と牛との結びつきが古い。必勝・厄除けのご利益で知られる。

■ なぜ牛は縁起が良いのか?

● 天神さま(菅原道真)の神使

道真公の亡骸を牛が運んだという伝承から、
「牛=天神さまの守り神」 とされる。

● 耐える力・誠実の象徴

農耕で人々を支えた牛は、
「勤勉」「粘り強さ」「努力が実る」
という象徴。

● 健康・病気平癒

撫で牛に触れると体の悪い場所が治るという信仰が全国で広まった。


■ 丑年に参拝すると期待できるご利益

◆ 学問・受験運

天神信仰の最大の御利益。

◆ 根気強さ・努力が実る運気

粘り強さを象徴する牛の力。

◆ 病気平癒・健康運

撫で牛のパワーで身体の不調を改善すると伝わる。

◆ 仕事運・出世運

誠実に努力する人を後押ししてくれる。


■ おすすめの巡り方

● 学問成就を祈願したい

北野天満宮(京都)
太宰府天満宮(福岡)
亀戸天神社(東京)

● 健康運・厄除け

吉備津神社(岡山)
綱敷天満宮(兵庫)

● 粘り強さ・仕事運

大阪天満宮(大阪)
白山神社(石川)


■ まとめ

牛にゆかりのある神社は、
学問・仕事・努力運を高めるパワースポットとして長く愛されています。

丑年に合わせて参拝すると、
一年間の基盤となる“粘り強さ”と“着実な前進”をいただけると信じられています。

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