【神社めぐり】宝登山神社|火止山の霊験と眺望の山に抱かれた秩父の名社

秩父三社のひとつとして知られる宝登山神社は、埼玉県長瀞町の象徴「宝登山(ほどさん)」の麓に鎮座し、約1,900年の歴史を誇る古社です⛰️✨
火災除けや諸願成就のご利益で全国的に知られ、山頂には奥宮も鎮まっており、パワースポットとしても人気があります。

本記事では、宝登山神社の御祭神・歴史・ご利益・見どころ・奥宮まで、しっかり解説していきます!


🔶 宝登山神社とは

所在地:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828

宝登山神社は、西暦110年頃、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の帰途に火山の難を救われた伝承をもとに創建されたと伝わります。
そのため、神社名の「宝登山」は、もともと**「火止(ほど)山」=火を止める山**が語源になったとされます。

長瀞観光の中心地・岩畳からもアクセスしやすく、年間を通して多くの参拝者が訪れる人気スポットです。


🔶 御祭神

主祭神は以下の三柱の神々です。

● 神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと)

=初代天皇・神武天皇。国家安泰・開運全般の守護。

● 大山祇神(おおやまづみのかみ)

山の神の総元締め。自然・山岳の守護者。

● 火産霊神(ほむすびのかみ)

火の神。火難除けの絶大なご利益をもつ🔥

この三柱を合わせて祀ることから、
厄除・火災除け・開運・家内安全・交通安全など幅広く信仰を集めています。


🔶 創建伝承|日本武尊を救った白い犬の神使

宝登山神社の象徴的な伝承として、日本武尊が山中で濃霧に包まれ、火攻めに遭った際に白い犬が現れて尊を案内し炎を鎮めたという話があります🐕✨

この白い犬は
「宝登山の神の使い」
とされ、現在も境内には犬の像がまつられています。

“火止め”のご利益は、この伝承から生まれました。


🔶 見どころ

🟡 ① 荘厳な社殿と秩父彫り

宝登山神社の社殿は、色鮮やかな装飾と彫刻が特徴。
特に拝殿の「秩父彫り」と呼ばれる細密な彫刻は圧巻で、
龍・虎・花鳥などが繊細に刻まれています🐲🌸

写真映えもバツグン!


🟡 ② 神楽殿と美しい境内

境内は整備が行き届き、四季折々の花木が参拝者を迎えてくれます。
春の桜、初夏の新緑、冬の神社の雪景色など、どの季節も魅力的です❄️🌸


🟡 ③ 宝登山山頂の「奥宮」

ロープウェイで山頂へ上がると、そこに小さく清らかな奥宮が鎮座しています⛰️✨
山の神・自然の気に抱かれながら参拝できる、宝登山神社の“聖域”。

山頂には梅百花園・ロウバイ園などがあり、冬〜早春には黄色いロウバイが山を彩ります🌼

※奥宮の記事は別途とても詳しく書けますので、必要ならご指定ください!


🟡 ④ 眺望|秩父・長瀞を一望できる絶景

宝登山山頂からは秩父山地、秩父盆地、長瀞渓谷が見渡せます。
その美しさは、ただの参拝を“体験”に変えてくれます✨


🔶 ご利益

宝登山神社は特に以下のご利益で知られます:

  • 🔥 火災除け(火防)
  • 🏠 家内安全
  • 🚗 交通安全
  • 🌟 開運招福
  • 🍀 諸願成就
  • ⛑ 災難除け
  • 🐕 守護(白い犬の神使による加護)

火難除けを祈願する参拝者は特に多く、
神札を台所や工場などに祀る家庭・事業者も全国にわたります。


🔶 アクセス

  • 秩父鉄道「長瀞駅」から徒歩約10分
  • 境内入口までは緩やかな坂道
  • 奥宮へはロープウェイ「宝登山ロープウェイ」利用がおすすめ🚡

駐車場も比較的多く、家族連れにも優しいです。


✨ まとめ|自然と神話が響き合う宝登山神社

宝登山神社は、日本武尊の伝承に彩られた火除けの名社であり、
山と神と人が繋がる神域です。

麓の本社で厳かな空気にふれ、
山頂の奥宮では自然の力を全身で感じる——
そんな“二度美味しい”神社めぐりができる場所です🍃⛩️

秩父三社を巡る旅の中でも、特に心に残る体験になるはずです✨

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