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【神社めぐり】熱田の神を祀る七所社(愛知県中村区)

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~古代からの“七柱の神”を祀る、静かなる杜~

名古屋市中村区。
中村公園や豊國神社が有名なこの地域には、実は古くから地域の人々に親しまれてきた小社が多数存在します。その中でも、古代的な神々をまとめて祀る珍しい社として知られるのが 「七所社(しちしょしゃ)」 です。

今日はその由緒とご祭神、地域との関わり、見どころなどを詳しくご紹介します。


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■ 七所社とは

七所社はその名の通り、七柱(7つ)の神々を祀る神社です。
尾張誌に

熱田七社神を祀る故に社号を七社と言う。
応永32年(1425)に吉田治郎右衛門守重社殿修造(棟札あり)す。
境内に縦横26尺の塚あり。
そこに縦4尺ばかりの岩立てり。不生石と称し故に村名を岩塚という。

と記されている。

七所社は〝熱田神宮に祀られる7柱の神〟を祀っている神々です。


■ 七所社の由緒

七所社の起源は平安時代以前にまでさかのぼるとされます。
この地域は古くから農村が発達し、田畑を守るために複数の神を一社に祀る形式が生まれました。

特に中村区一帯は、清洲越しより前から集落が点在し、
“村の鎮守”として七所社が成立したと伝わっています。

戦国・江戸を通して存続し、現在も地元の方々により清掃・祭礼が守られています。

■ ご祭神

七所社は地域によって祭神が多少異なりますが、名古屋市中村区の多くの七所社では次の神々が祀られています。

● 主な七柱の神

  1. 日本武尊(やまとたける)
  2. 天照大神(あまてらすおおみかみ)
  3. 豊宇気大神(とようけのおおかみ)
  4. 倉稲魂命(うかのみまのみこと)
  5. 宮簀媛命(みやずひめのみこと)
  6. 乎止与命(おとよのみこと)
  7. 高倉下命(たかくらじのみこと)

地域によって多少名前が異なる場合がありますが、いずれも 尾張氏の祖とされる神々が選ばれています。


境内摂社

上知我麻神社 乎止与命

御田神社

白山社 白山媛命

熊野社 伊弉冊尊

石神社 大名持命、少彦名命

若宮社 仁徳天皇

天神社 少彦名命、菅原道真公

神明社 天照大神

厳島神社 市杵嶋媛命(古墳の上に座す)


■ 七所社の見どころ

古墳群

日本武尊腰掛岩

 日本武尊(ヤマトタケル)が腰を掛けたという言い伝えがある石
 神話の時代の日本武尊が名古屋に来てこの石に腰かけたというのが地元民としては感慨深いです。

きねこさ祭 ※尾張三大奇祭

 尾張三大奇祭の一つに数えられる「きねこさ祭」。
 庄内川で行われるこの祭は、日本でも珍しい方法で行われる祭です。
 詳細を知りたい方は別記事で「きねこさ祭」についてまとめているので、下のリンクから記事をご覧ください。


■ 周辺のおすすめスポット

● 豊國神社(中村公園)

豊臣秀吉公を祀る名古屋随一の大社。七所社からもアクセスしやすく、あわせて参拝するのがおすすめ。

● 中村公園

桜・紅葉も美しく、散策に最適。夏には中村公園夏まつりなどイベントも多い。


■ 七所社は“地域の信仰を残す貴重な神社”

派手さはないものの、境内には古墳や日本武尊の遺構をみることができ
古代の生活感や農耕文化を色濃く残す神社といえます。

中村区の歴史をたどる上でも重要な存在で、
神社めぐり好きの方にはぜひ訪れてほしいスポットです。

中村区に足を運ばれる際は、ぜひ七所社の静かな杜に耳を澄ませてみてください。

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