今回は厄を申、福を招くと言われる日吉神社です。
全国的にも広く祀られていて滋賀県の日吉大社を総本山としています。
秀吉の母大政所仲はこの神社の子産石に触れて、秀吉を授かったとされ、豊臣秀吉ゆかりの神社としても広く知られています。
住所 :愛知県清須市清州2272
電話 :052-400-2402
営業時間:9:00~16:30
駐車場 :約30台
公式HP :清洲山王宮 日吉神社
Wiki :
神社情報
御由緒
御祭神
大己貴命(おおなむちのみこと)
大国主神(おおくにぬしのかみ)と同一、出雲大社の御祭神としても有名です。
大黒様として福の神の信仰を受けています。
「人造り」「国造り」「医薬」「夫婦和合」のご利益があります。
素戔嗚命(すさのおのみこと)
天変地異、生老病死など、人間の苦しみの象徴であるとともに、それらを払いよける神として信仰が篤い神様です。
「病気平癒」「厄除け」「除災招福」のご利益があります。
大山昨神(おおやまぐいのかみ)
日吉大社ご鎮座の神様です。
比叡山に鎮まる神として神代より信仰され、五穀豊穣や樹木の生長を司り、暮らしを豊にする神様として、拝まれてきました。
「鬼門守護」の神として、「方除け」「魔除け」のご利益があります。
みどころ
御神木
子産石(こうみいし)
秀吉の母大政所が子産石に触れ、秀吉を授かったという逸話が残る石。
大政所が懐妊した当時、男児を授かるようにと清須の山王宮にある子産石に参拝し、無事に男児を授かり出産したそうです。
それが後の豊臣秀吉で、秀吉の幼名が日吉丸なのは生母仲がこの神社のご利益にあやかったものだという逸話があります。
女性がこの石に触れれば即懐妊するとかしないとか、お子さんが欲しい方は是非!!
絵馬(山王祈願絵馬)
織田信長の小姓として有名な森蘭丸、実は森蘭丸以外に織田信長には蘭丸と呼ばれた小姓が二人おり、三人の蘭丸は三蘭丸と呼ばれていました。
その三蘭丸のひとりである伊藤蘭丸祐道は信長の死後、名古屋で商いを始め、それが現在の松坂屋となったそうです。
松坂屋の創業者だったんですね。
その伊藤蘭丸祐道が奉納した絵馬に描かれていたのが
御幣を担いだ申
でした。
今は明治時代に小田切春江によって描かれた複製が社殿に掲げられ、絵馬のデザインに使用されています。
狛犬(申)
日枝神社の見どころの一つが、狛犬の代わりに神社を守っている狛申?
先ほどの絵馬がモデルになっているようです。
神社に行ったらよく見てみましょう!!
社殿
社殿の瓦のところどころにいる申になっているので見るのを忘れずに!!
常夜灯
巨大絵馬
平成16年の申年に奉納された絵馬で、大きさは畳八畳にもなるそうです。
でかい!!
太鼓橋
結構立派な橋です。
もちろん渡れません
御朱印
日吉神社の御朱印はかなり有名で、通常の御朱印以外にも毎月8日にもらえる薬師如来御朱印や猿の日限定御朱印、アマビエ御朱印などがあるそうです。
ちなみに御朱印をいただくには、御朱印受付票なるものがあるので、それを記載したうえで、御朱印帳と一緒に社務所に持っていきます。
祭事・年中行事
1月1日 :歳旦祭、新年祭
2月3日 :節分祭
2月3日~第3日曜:厄除祈願祭
旧暦2月初旬 :山王稲荷初午祭
4月10日 :祈年祭(大祭)
5月第2日曜 :人形供養
8月1日 :輪くぐり神事(夏祭り)
9月22日 :山王稲荷秋祭
10月10日 :例祭(大祭)
11月1日~末日 :七五三神事
11月第2週日曜 :はきだし祭り
12月10日 :新嘗祭(大祭)
恋みくじ
現代美術アーティストいちはらひろこさん監修の恋みくじ!
私はおっさんなので、見た目的にできませんが、若い女の子がキャーキャー言ってました。
ちなみに私はキャーキャー言われてはいません
なかなか面白そうでしたよ。
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