日本には、たくさんのお寺と神社がありますが、実際にその違いまでを、説明できる方はすくないのではと思います。
神社もお寺も人々の信仰の対象であり、参拝しご利益をうけることに違いはありません。
神社とお寺の大きな違いは、神社には神様が祀られ、お寺には仏様が祀られているということ。
元来日本にあった宗教は神道であり、神様を祀っていましたが、聖徳太子の時代、飛鳥時代にはインドから中国を経由し、仏様を信仰する仏教が大陸から伝わりました。
それから今までに、神仏習合、新仏分離令等、様々な宗教に対する変革があり、現在の形となっていきました。
また、例外はありますが簡単な見分け方として、敷地に鳥居があるものが神社、ないものがお寺となります。
広くは開運などご利益をお願いにいくところが神社、救いを求め心を静めにいく場所がお寺と言われています。
稲荷は神社なのか?
稲荷神社は、神道の神である稲荷神を祀る神社の総称だと言われています。
例外的にお寺にも鳥居があるとお伝えしましたが、その中の一つが稲荷です。
稲荷神社とあればそれは神社になりますが、有名な豊川稲荷はお寺という位置づけになります。
豊川稲荷は神社とお寺の両方ほ要素を持つともいわれ、ますが豊川稲荷は正式に豊川閣妙厳寺という曹洞宗の寺院でお寺という分類になります。
これは仏教徒新党が混ざり合った歴史的背景んいよるものとされ、明治時代の新仏分離令以前は、稲荷神と仏教の新仏が一緒に祀られていたことが影響しています。
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