徳川家康公ゆかりの地として知られる愛知県岡崎市。市の象徴とも言える**岡崎城(龍城)の本丸内に静かに鎮座するのが、今回ご紹介する龍城神社(たつきじんじゃ)**です。
家康公誕生の伝説と深い関わりを持ち、“龍が舞い降りた城”の守護神として信仰されてきた神社。その魅力を、由緒からご利益、境内の見どころまで詳しくご案内します。
①住所 愛知県岡崎市康生町561番地
②電話 0564-21-5517
③営業時間 9:00~16:00
④駐車場 岡崎城駐車場を利用
⑤公式HP 岡崎城本丸 龍城神社
⑥WIKI 龍城神社
■ 龍城神社とは
龍城神社は、岡崎城の本丸に位置し、東照大権現(徳川家康公)と、城の鎮守として祀られてきた龍神をお祀りする神社です。
岡崎城はもともと「龍ヶ城(たつがじょう)」とも呼ばれ、龍が天に昇るような城郭の形や、後述する“龍が井戸から現れた伝説”に由来します。神社名の「龍城(たつき)」もここから来ています。
現在の龍城神社は明治維新後に創建されましたが、その信仰の核には、古くから伝わる龍神信仰と家康公崇敬が重ね合わさっています。
■ 御祭神
- 東照大権現(徳川家康公)
- 本田忠勝公(徳川四天王)
この二柱が祀られており、武運長久・出世開運・家内安全・健康祈願などのご利益があるとされています。
特に家康公は「厄除けの神」としても知られ、悩みや困難に打ち勝つ力を授けてくださる神として人気があります。
■ 由緒と伝説 ― “家康公誕生を救った龍”
龍城神社に語り継がれる中で最も有名なのが、**徳川家康公の出生にまつわる「龍神伝説」**です。
● 三河守護・松平家の危機を救った龍
家康公がまだ竹千代丸であった頃、岡崎城は敵に包囲され絶体絶命の状況にありました。
そのとき、城内にある“龍ヶ井”と呼ばれる井戸から白い霧が立ち昇り、巨大な龍が天へと舞い上がったと伝えられています。
この異変を見た敵軍は恐れをなし撤退。岡崎城は救われました。
「家康公は龍に守られた子」と語られる所以です。
この井戸は現在も岡崎城内に残され、龍城神社の信仰と伝説を象徴するスポットとして参拝客に人気です。
■ ご利益
龍城神社は、家康公と龍神という強い守護の組み合わせから、以下のご利益が特に有名です。
- 出世開運(家康公の人生そのものが象徴)
- 勝負運アップ(必勝祈願に訪れる人が多い)
- 厄除け・魔除け
- 家内安全・安産
- 仕事運・商売繁盛
受験生や勝負事の前に訪れる人も多く、城内の神社らしく“武運”に強いとされます。
■ 境内の見どころ
● ① 本殿・拝殿
白木を基調とした清々しい拝殿。背後には岡崎城がそびえ、城の守り神である雰囲気が漂います。
● ② 龍ヶ井(龍の井戸)
伝説の地。現在も井戸の姿が残り、龍神信仰の中心として大切にされています。
写真スポットとしても人気。
● ③ 御朱印
龍の印が押された力強い御朱印が人気。期間限定御朱印が出ることもあります。
● ④ 岡崎城・三河武士のやかた家康館
参拝と合わせて家康公の生涯や三河武士文化を体験できるため、歴史好きにはたまらないエリアです。
■ 年間行事
- 例祭(4月):家康公を讃える祭儀
- 勝運祈願祭:受験や勝負に臨む人が多く参列
- 元旦祭:初詣は岡崎城とセットで大変賑わう
■ アクセス
- 所在地:愛知県岡崎市康生町
- 最寄駅:名鉄東岡崎駅から徒歩約15分
- 駐車場:岡崎公園駐車場を利用(大型駐車場あり)
岡崎城と合わせて散策できるため、観光と参拝が同時に楽しめます。
■ まとめ
龍城神社は、
「家康公が龍に守られた」
という壮大な伝説を受け継ぐ、岡崎城の守護神社です。
歴史のロマンを感じながら参拝でき、ご利益も“開運・勝負・厄除け”とまさに戦国の神らしい力強さ。
岡崎城を訪れるなら、ぜひ合わせて参拝したい一社です。
岡崎には家康公ゆかりの名所が数多くあるため、龍城神社は岡崎を訪問される際はぜひと
も立ち寄っっていただきたい神社の一つです。
岡崎城のふもとに鎮座しているため、観光で立ち寄りやすいのもポイント
ちなみに神社の読み方は「りゅうじょう神社」ではなく「たつき神社」ですので読み間違
えには注意してください。
また龍城神社は名前の龍にまつわる伝説が所説あり、三河守護職、西郷弾正左衛門頼嗣が
この地を新たな砦として岡崎城を築こうとした際「自分はこの地に棲む竜神である。自分を
鎮守の神と奉れば、永らくこの城を守護しよう」というお告げがあり、城の別名を
「龍ヶ城」と名付けてその竜神を祀った。
龍城神社では、毎年元日にはウサギの肉が入った吸い物、ウサギ汁が振舞われます。
ちなみに、ウサギのお肉を使うのは、昔に家康の先祖が、関東から三河に移動する途中、
信州で正月を迎えた際に捕まえたウサギをお雑煮にして祝ったことから、以後江戸時代には
縁起物として、わざわざ信州から江戸までウサギが献上されたそうです。
ちなみに徳川将軍家の正月行事にあやかり60年以上も続いているそうです。
龍城神社の西側にある「龍の井」は、その伝説の舞台となったことから、
「出世開運の龍の井戸」としても祀られている。約100年後、天分12(1543)年12月26日に
竹千代、つまりは徳川家康が誕生した日にもこの地で金色の龍が天に上ったと伝えられてい
る。

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