今回は愛知県半田市に位置する住吉神社をご紹介します。
住吉神社は住吉三神を祀る神社で、大阪の住吉大社を総本山に全国に約600の神社があり、愛知県にも名古屋市熱田区と半田市に、二つの住吉神社が鎮座しています。
住吉神社は命の根源、航海や漁業としての海の神、お祓いの神としての信仰を集めており、海と密接なかかわりがある半田市では地元に愛され続けてきた由緒ある神社です。
また、毎年春には「ちんとろ祭」という神社前にある宮池で行われる神事が有名となっています。
住所 愛知県半田市宮路町53番地
電話 0569-21-4748
営業時間 24時間営業
駐車場 有 (半田市赤レンガ建物)
公式HP
WIKI 無し
神社情報
御由緒
住吉神社の東側の入り口には「入水神社」と書かれた石看板があります。
しかし地図を見ても、その周辺に入水神社はなく、これはかつてこの住吉神社が入水神社と呼ばれていたときの名残となっています。
住吉神社はかつて入水下天神と呼ばれていましたが、いつの頃から住吉神社と呼ばれるようになり、1838年の江戸時代には正式に入水神社となったそうですが、昭和27年には再び住吉神社と名称の改称をされたそうです。
改称の所以については不明で、そんなことあるの?と驚きですが神社の名称が変わったり戻ったり、興味深い歴史を感じます。
社殿
本殿
住吉天神社
金刀比羅社
猿田彦社
住吉稲荷大明神
天照皇大神社
鍬神社、熊野社、厳島社、上地加麻社、松尾社
社務所
ちんとろ祭
半田の住吉神社では毎年4月中旬に「ちんとろ祭」と呼ばれる祭礼が執り行われます。
神輿と2台の山車が町内を回り、神社横にある宮池ではちんとろ船と呼ばれる船2艘を宮池に浮かべ子供三番叟の舞を奉納します。
ちょうど津島天皇祭のまきわら船を想像していただけるとわかりやすいと思います。
山車の装飾や、山車の向きを変えたりする姿は、昔の伝統ある日本の祭そのものです。
愛知県警察半田警察署 交通分庁舎
現在愛知県半田警察署が建て替え工事中ということで、住吉神社横には半田警察の交通課が臨時でおかれていました。
新庁舎が建設されるまでとのことでしたが、初めてみる珍しいことだったのでご紹介
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