名古屋市瑞穂区の落ち着いた住宅街に鎮座する「田光八幡宮(たこうはちまんぐう)」。地元の方々に親しまれ、歴史と信仰が息づく八幡さまです。今回は、その由緒や見どころをご紹介します。
田光八幡宮の概要
- 鎮座地:愛知県名古屋市瑞穂区大喜新町3丁目23
- 御祭神:仁徳天皇(にんとくてんのう)、応神天皇(おうじんてんのう)
- 社格 :郷社
田光八幡宮は、地域の産土神として古くから信仰されており、仁徳天皇、応神天皇をお祀りする八幡さまです。瑞穂区内の八幡宮の一つとして、氏子の方々や参拝者の心の拠り所となっています。
歴史と由緒

田光八幡宮の歴史は古く創建は1069年とされ、熱田神宮の神官である守部彦正が社を建てたのが、田光八幡宮の始まりと伝えられています。
境内にある大楠は弘法大師空海お手植えの楠とされ、信仰の対象となっています。
境内摂社
白龍社

黒龍社

八剱社

白山社

稲荷神社

秋葉社

龍神社

境内の見どころ
1. 本殿と拝殿
静かな住宅街の中にありながら、参道を進むと神聖な雰囲気が漂います。拝殿は簡素ながらも清らかで、地元の方々が丁寧に守っていることが伝わってきます。
2. 弘法七本楠(白龍社)


田光神社の境内には大きな楠があり、弘法大師空海が願い事の満願を記念して、市内に7本の楠を植えたものの一つと言われています。
この大楠は、田光八幡社でも白龍様として祀られ信仰を集めています。
3. 黒龍さまの御神木

地域の歴史を物語る石碑や、小さな境内社も祀られています。散策しながら地元の文化に触れられるのも魅力です。

お祭り・年中行事
田光八幡宮では、春や秋に例祭が執り行われ、地域住民が集い賑わいます。子ども神輿や伝統行事も行われ、地域の絆を感じられる温かいお祭りです。
また、正月には初詣の参拝者で賑わい、厄除けや合格祈願の祈祷を受ける方も多く訪れます。
アクセス
- 所在地:愛知県名古屋市瑞穂区大喜新町3-23
- 交通:名古屋市営地下鉄桜通線「瑞穂区役所駅」から徒歩圏内。市バス利用も便利です。
住宅街の中にあるため、落ち着いた雰囲気の中で参拝できます。
まとめ
田光八幡宮は、名古屋市瑞穂区に息づく地域密着の神社です。派手さはありませんが、静かで温かな雰囲気に包まれ、地元の人々の心を支える存在となっています。
八幡さまのご加護にあやかりたい方や、名古屋の地域の神社を巡りたい方には、ぜひ立ち寄っていただきたい神社です。
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