【神社めぐり】全国一宮めぐり:霊峰と海に抱かれた神々の社(北陸編)

北陸地方は、雄大な日本海と霊峰白山をはじめとする山々に囲まれ、豊かな自然と独特の歴史・文化を持つ地域です。この地の一宮は、古来より人々の暮らしを見守り、信仰の中心となってきました。

北陸地方の一宮一覧(主要な神社)

国名一宮(主な神社)御祭神(主祭神)由緒(簡記)
越前国氣比神宮(けひじんぐう) (福井県敦賀市)伊奢沙別命(いざさわけのみこと)他六柱「北陸道総鎮守」として崇敬され、古代より朝廷の篤い信仰を受けた大社。食の神、海上安全の神として知られる。
若狭国若狭彦神社(わかさひこじんじゃ) (福井県小浜市)若狭彦神(わかさひこのかみ)上社と下社からなる古社で、「若狭一宮」として地域を代表する。農耕・漁業・長寿の神として信仰される。
加賀国白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ) (石川県白山市)白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)(=菊理媛神:くくりひめのかみ)全国約3,000社の白山神社の総本宮。霊峰白山を神体山とし、生命の源を司る「いのちの神」として崇敬される。
能登国氣多大社(けたたいしゃ) (石川県羽咋市)大己貴命(おおなむちのみこと)(=大国主命:おおくにぬしのみこと)「入らずの森」と呼ばれる禁足地を持つ古社。縁結び、家内安全の神として知られ、能登国一宮として栄える。
越中国雄山神社(おやまじんじゃ) (富山県中新川郡立山町ほか)伊邪那岐神(いざなぎのかみ)他立山連峰を神体山とする山岳信仰の拠点。峰本社、中宮祈願殿、前立社壇の三社からなり、立山信仰の中心地。
越中国射水神社(いみずじんじゃ) (富山県高岡市)瓊瓊杵命(ににぎのみこと)越中国の主要な神社の一つ。高岡古城公園内に鎮座し、開運招福、縁結びの神として信仰される。

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