歴史的建造物や港町の情緒あふれる小樽市に鎮座する「小樽稲荷神社」。
小樽の街と共に歩んできた古社であり、商売繁盛の祈りを中心に、地元の人々から深い信仰を集め続けている神社です。
小樽観光の中でも、港町の歴史と信仰を同時に感じられる神社としておすすめのスポットです。
今回は、北海道小樽市にある「小樽稲荷神社」について詳しく解説します。
■ 小樽稲荷神社の概要
所在地:北海道小樽市稲穂3丁目22-11
主祭神:倉稲魂命(うかのみたまのみこと)=お稲荷さま
小樽の中心市街地、JR小樽駅からほど近い位置にあるため、観光コースにも組み込みやすい神社です。
商売繁盛・五穀豊穣の神として知られ、かつて商都として栄えた小樽の街にふさわしい神社と言えます。
■ 歴史と由緒
創建は明治初期。
北海道開拓と交易で活気ある発展を遂げていく小樽の街とともに、地域守護・商人の信仰が形作られていきました。
小樽港は北海道経済の要所として、当時から多くの海運業者・商人が出入りし、その商人文化の中で稲荷神信仰が厚く根付いたとされています。
つまり、小樽稲荷神社は「港町小樽の商売の守護神」として繁栄の歴史を支えた存在なのです。
■ ご利益
・商売繁盛
・仕事運上昇
・五穀豊穣
・金運上昇
・家内安全
観光客はもちろん、今でも地元の商店主が多く参拝に訪れる「商の神社」として、現役で信仰されています。
■ 見どころ
● 市街中心にあるアクセスの良さ
駅からも近く、観光とセットで回りやすい。
港町の雰囲気と神社の空気感が一度に味わえる場所です。
● 風格のある社殿と境内
小樽の歴史とともに時代を経た神社らしい重厚感があります。
大規模ではないものの「商いの祈り」を中心とした独特の空気を感じることができます。
● 小樽の街歩きと相性が良い
堺町通り、運河エリア、歴史建造物の散策と一緒に参拝できる点がとても魅力。
■ アクセス
・JR小樽駅から徒歩約10分
・小樽運河散策コースからでも徒歩圏内
目的地の途中で気軽に参拝できる立地です。
■ まとめ
小樽稲荷神社は「商売の街・小樽」を象徴する神社。
商業・物流の中心地だった小樽の歴史を体感しながら、金運や仕事運の祈りができる場所です。
小樽観光の際には、運河や洋館、ガラス工芸めぐりと一緒に、小樽稲荷神社にもぜひお立ち寄りください。
港町ならではの商いの息遣いと、稲荷信仰の日本らしい空気が、独自の“旅の味わい”を深めてくれるはずです。


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