名古屋市西区にある蛇池公園、その池に鎮座するのが、蛇池神社
織田信長ゆかりの池としても有名です。
住所 :名古屋市西区比良1丁目291
参拝時間:24時間
Wiki :蛇池神社 – Wikipedia
神社
御由緒
干ばつが40日以上も続き、光通寺の和尚が龍神に雨乞いをしたことで雨が降り、村民が龍神に感謝して祀ったとされています。
御祭神
龍神/八大龍王
ご利益
大蛇のおんがえし おはなしあいちのでんせつ ※愛知県小中学校長会 2014.6
昔名古屋の堀詰にあったお店の主人、惣右衛門さんが身重のおかみさんと山田村の池のそばを通りかかりますと、子ども達が蛇を捕まえて遊んでいました。
惣右衛門さんとおかみさんはかわいそうだからと助けてあげました。
それから何日か経って2月7日に元気な男の赤ちゃんが生まれました。
しかしおかみさんは産後の肥立ちが悪く、3日後になくなってしまします。
惣右衛門さんが困り果てていると、葬儀の後の夜に、一人の女の人が店に現れました。
「私は池の近くに住むものでおしまと申します。
赤ちゃんのことでお困りと聞きました。この子が三つになるまでどうぞ私に育てさせてください。」
惣右衛門さんは赤ちゃんを喜んで女性にお願いしました。
男のこは尾島さんに可愛がられてスクスクと育ち、3年が経ちました。
「今日は2月7日、お約束通りおいとまします。」と言い、おしまさんは惣右衛門さんがどんなに引き留めても聞かず帰りました。
店の番頭さんが池の近くまで送っていき、振り返ると大蛇が悲しそうに池に入っていくのが見えました。「あの人は池に住む大蛇だったのか。いつか助けてやった蛇がそのお礼に来てくれたのか。そうだあの人の好きな赤飯を供えてあげることにしよう。」
この時から2月7日には池の真ん中まで船で出てお櫃に入れた赤飯を池に流す祭りが始まりました。
これが毎年4月の第2日曜日に行われる神事「櫃流し」です。
午前中に獅子に子供たちが獅子に扮し、町内を練り歩き、神事は午後2,3時ころに執り行われます。
「まげわっぱ」に入ったお赤飯を蛇池に流します。
戦国時代のある日、この池のほとりで大蛇が目撃された。
村人のうわさを聞いた若き日の織田信長は、周辺の村人たちに池の水をすべて汲みだすように命令したが、いくら組んでも水は無くならず、自ら池の中に潜って大蛇を探したものの見つけることができなかった。
更に水練の達者な鵜左衛門という男にも探させたがやはり、見つけられなかったため、しばらく信長はあきらめたという。
これをきっかけに「小澪池」という名前であった池はこれ以来「蛇池」と呼ばれるようになった。
みどころ
御神木
御神木の確認はできませんでしたが、蛇池神社は蛇池千本桜とも呼ばれるくらい桜が咲いており、桜の名所ともなっています。近くに有料駐車場のみしかなく、アクセスがしずらい分穴場的なスポットにもなっており、付近に居住されている方にはとても良いお花見スポットです。
社殿
蛇池にあります。
御朱印
確認できませんでした。
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