夫神
倭建命(No.081)
入水の地
走水(横須賀市)
神格
愛・自己犠牲・縁結び
縁の神社
橘樹神社・走水神社など
象徴
橘の花・菅畳
📅 2026年5月18日✍️ 神社めぐり管理人 🗂 神様図鑑シリーズ📖 読了目安:9分
🌊 注目ポイント:弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)は倭建命の妻として日本神話に登場し、「日本神話最大の愛の自己犠牲」を体現した女神です。東征中の倭建命が相模(神奈川県)から上総(千葉県)へ渡海しようとしたとき、海神の怒りで嵐が起きて船が進めなくなりました。弟橘比売命は「わが夫の命の代わりに」と言って菅畳・皮畳・絹畳を重ねて海に投じ、自ら入水して海神の怒りを鎮めました。夫・倭建命を愛するがゆえの自己犠牲は、「さねさし 相武の小野に 燃ゆる火の 火中に立ちて 問ひし君はも」という美しい和歌とともに日本人の心に刻まれています。
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02

祀られる神社

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03

登場する神話・伝説

走水の海——自ら入水して海神の怒りを鎮めた愛の自己犠牲
古事記によれば、倭建命の船が走水(はしりみず)の海を渡ろうとしたとき、海神の怒りで波が荒れ狂い船が進まなくなった。妻の弟橘比売命は「これは海神の怒りです。わが夫の命の身代わりに私が海に入ります」と告げ、菅で編んだ畳・皮の畳・絹の畳を海に重ねて投じ、自ら海中へと身を投じた。弟橘比売命が海に入ると波はたちまち静まり、倭建命の船は無事に渡海を果たした。後日、弟橘比売命の櫛が相模の浦辺(橘島)に流れ着いたとされ、倭建命はその地に陵墓を作ったと伝えられる。

出典:古事記(中巻)・日本書紀(景行天皇紀)
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「さねさし…」——日本神話最大の愛の歌
倭建命が相模(神奈川)で野火の難に遭った際(相模での試練)、弟橘比売命は「さねさし 相武の小野に 燃ゆる火の 火中に立ちて 問ひし君はも」という和歌を詠んだ。「野火の中で私のことを心配してくれた夫のことを今でも思い出す」という深い愛の歌として、万葉集研究でも重要視されている。この和歌が弟橘比売命の「愛する人への献身」という神格を最も直接的に表現している。

出典:古事記(中巻)・万葉集研究
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05

ご利益

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縁結び・愛の守護
深い愛の自己犠牲を体現した神として縁結り・愛の守護への強いご利益がある。
航海・海上安全
海神の怒りを鎮めた神として航海・海上安全への守護のご利益がある。
🌸
橘・花の守護
橘の名を持つ女神として橘・花・美しさへの守護のご利益がある。
💪
自己犠牲・献身の守護
大切な人のために自らを捧げた神として献身・介護・奉仕への守護のご利益がある。
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関わりの深い場所・聖地巡礼

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