【神様図鑑】石土毘古神(いわつちびこがみ)|大地と石の守り神

石土毘古神(いわつちびこがみ)は、
日本神話に登場する大地の神様の一柱
であり、
特に石や土、岩盤を守る神として知られています。


◆ 基本情報|石土毘古神とは?

項目内容
神名石土毘古神(いわつちびこがみ)
別名岩土毘古神(読みは同じ)
性別男神とされることが多い
神格大地神・岩石神・地盤守護神
ご神徳土地の安定・建築安全・農耕繁栄・自然災害除け

◆ 神話での登場

石土毘古神は、『日本書紀』において、
天地開闢(てんちかいびゃく)の直後に現れた神々の一柱で、
大地の基盤を固め、安定させる役割を持つとされています。

また、地震や山崩れ、土砂災害の防止を祈願する際にも、
この神の名が祀られます。


◆ ご神徳|土地と大地を護る力

ご神徳内容
土地の安定地盤を固め、建築や生活の安全を守る
農耕繁栄大地の恵みを育み、豊かな作物をもたらす
自然災害除け地震や土砂災害、山崩れの防止祈願
開運招福土地の力を活かし、運気向上をもたらす

◆ 石土毘古神を祀る神社

石土毘古神は単独で祀られることは少なく、
多くの場合、大地主神や大山祇神などの地の神々とともに合祀されます。

神社名所在地備考
大山祇神社愛媛県今治市地の神としての石土毘古神も信仰対象
地元の鎮守社全国各地土地の安定を願う祭祀に登場することが多い

◆ まとめ|大地の守護者、私たちの生活の土台

石土毘古神は、
私たちの暮らしの基盤である大地そのものを守る神様です。

安心して住み、農を営み、建物を建てられるのは、
この神の力があってこそ。

日本各地で祀られ、生活の安全や繁栄を願う人々に、
今も深く信仰されています。

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