日本では馬・牛・龍などに比べると羊の信仰は少なめですが、関係の深い神社や羊の像・伝承が残る社を中心にまとめました。
◆ 未(ひつじ)に関連する神社一覧表
| 神社名 | 都道府県 | 簡単な説明 |
|---|---|---|
| 大神神社(狭井神社の薬木・羊の伝承) | 奈良県 | 羊と関わる大物主神を祀る。未年は特にご縁年とされ、家内安全・健康のご利益。 |
| 三嶋大社(干支“未”守護・羊松) | 静岡県 | 境内の「羊松(ひつじまつ)」と呼ばれる松が有名。干支「未」の守護神として親しまれる。 |
| 御蓋山(みかさやま)浮雲園地の未像(春日大社ゆかり) | 奈良県 | 春日大社の神使は“鹿”だが、干支石像として「未(羊)」が置かれており、未年参拝の人気スポット。 |
| 諏訪大社(四社に干支石像・未像あり) | 長野県 | 前宮・本宮などに干支石像があり、未の像に触れると家内安全・平穏のご利益があるとされる。 |
| 伊香保神社(干支の石像・未) | 群馬県 | 温泉街の頂にある神社。参道に干支の像が並び、未像は「調和・安泰」の象徴。 |
| 四條畷神社(楠正行公の守護・未像を祀る) | 大阪府 | 境内に干支像があり、未の像は「家庭円満・平和」の象徴として人気。 |
| 護国神社(各地)干支像に“未”を祀る社多数 | 全国 | 多くの護国神社に干支像があり、未像は“和合と平和”の象徴として参拝者が多い。 |
※羊ゆかりの神社は全国でも比較的少ないため、干支の象徴・守護像として未を祀る神社も含めています。
■ 各神社の特徴・みどころ
◆ 大神神社(奈良)
大物主神は“和合・調和”を象徴する神。
未年は特に縁が深く、健康祈願・家内安全の参拝者が多い。
◆ 三嶋大社(静岡)
境内の「羊松」は羊の群れのように枝が広がる松で、未年の象徴として信仰。
家庭運のご利益で知られる。
◆ 諏訪大社(長野)
干支ごとに石像が配置され、未像に触れると平和と安泰がもたらされるとされる。
◆ 伊香保神社(群馬)
石段街の頂にあり、参拝だけで“登りきる達成感”も得られる御利益スポット。
未像は調和と健康の象徴。
■ なぜ「羊」は縁起が良いのか?
羊は古来より、
- 群れ=和合・家内安全の象徴
- 暖かさ=守護・繁栄
- 穏やかさ=平和の象徴
とされ、災厄を遠ざける“守りの動物”として親しまれてきました。
未年・未生まれの方はもちろん、
家族の運気を整えたい方、家庭の調和を求める方 に特におすすめの干支です。


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