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【深堀記事】伏見稲荷大社の「しるしの杉」──由来・意味・ご利益を徹底解説

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はじめに

京都・伏見稲荷大社は全国に約3万社ある「稲荷神社」の総本宮として、商売繁盛・五穀豊穣・家内安全といったご利益で広く信仰されています。その信仰は古代から現代まで続いており、多くの参拝者が年間を通して訪れる場所ですが、なかでも**「しるしの杉(験の杉)」**は特別な意味を持つ縁起物として知られています。


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🪵「しるしの杉」とは?

「しるしの杉」とは、伏見稲荷大社が授与する縁起物の一つで、主に2月の「初午(はつうま)大祭」の日に授与される御符(おふだ)です。
これはただの飾りではなく、「しるし」=漢字では 『験(しるし)』 とも書き、神仏の霊験・ご利益・効能がある証しという意味を持つ縁起物です。


📜 歴史的由来 — 平安時代からの習わし

「しるしの杉」の信仰の起源は平安時代中期以降にさかのぼります。当時、紀州(現在の和歌山県)の熊野三山へ参詣する「熊野詣(くまのもうで)」が大いに流行し、都の人々は熊野詣の往復に必ず伏見稲荷に参拝する習慣がありました。
その際、稲荷山にある杉の小枝を「しるし」として受け取り、身に付けて旅をしたと伝えられています。この杉の小枝が安心安全の証として大切にされたことが、「しるしの杉」の起源です。

歴史書の一つである『為房卿記』にも、熊野詣の帰路に伏見稲荷で杉枝を笠に差して京に戻った記録が残っており、当時からこの習慣があったことを裏付けています。


🕯 初午大祭と「しるしの杉」

初午大祭は、伏見稲荷大社のご祭神・稲荷大神が和銅4年(711年)の「初午の日」に稲荷山に鎮座したことにちなむ大祭です。
この祭日の参拝には「福詣(ふくまいり)」と呼ばれる伝統があり、その記念として授与される縁起物が「しるしの杉」です。

もともと古代の参拝者は実際に山で杉の枝を折って持ち帰ったと言われますが、現在では**御幣(ごへい)として装飾された状態の「しるしの杉」**が授与されています。


🍀 意味とご利益

◆ 「しるし」の本来の意味

「しるし」とは、ただの目印ではなく、神仏の霊験・ご利益の証しを指します。つまり「験(しるし)」の杉を受けること自体が、神様のご加護を示す縁起と考えられてきました。

◆ 主なご利益

ご利益意味
商売繁盛事業・商売の成功
家内安全家庭や暮らしの平穏
帰路安全旅や日常生活の安全
成就証明祈願達成の証し

特に伏見稲荷大社が商売繁盛・五穀豊穣の神として信仰されているため、商売や仕事の繁栄にご利益があるとされて人気です。


🌿 「しるしの杉」の現代的な形と使い方

現代では初午の日に「しるしの杉」を御符・飾り木として授与し、自宅や会社の入口・神棚などに飾ってご利益を受ける人が多くなっています。

昔は持ち帰った杉小枝を**根付かせる(庭などに植える)**ことも信仰となっており、根付けば吉、根付かなければ凶といった言い伝えもあります。

また一部では「しるしの杉」から作った縁起物(例:御祝箸、箸など)もあり、神様と人間を繋ぐ象徴としての意味合いを持つものも紹介されています。


🧭 最後に

伏見稲荷大社の「しるしの杉」は、古代から続く信仰と現代の祈願が融合した縁起物です。
単なるお守りではなく、熊野詣の道中・初午参拝の伝統・神の霊験を証する証しとして位置づけられてきた歴史的存在でもあります。

祈願の気持ちとともに「しるしの杉」を手にすることは、自らの願いの証しを神前に捧げる行為でもあり、古来からの人々の信仰を現在に受け継ぐ大切な営みと言えるでしょう。

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