神 様 図 鑑 — No. 082
やまとひめのみこと 倭比売命
伊勢神宮を選んだ伝説の斎王 / 倭建命に草薙剣を授けた叔母神 / 天照大神の御杖代
天照大神の御杖代(みつえしろ)
伊勢神宮創建に関わった斎王
伊勢神宮・斎宮・縁結びの守護
倭建命に草薙剣を授けた叔母神
崇神天皇・垂仁天皇の時代
時代
崇神・垂仁天皇代
役割
天照大神の御杖代(斎王)
功績
伊勢神宮の鎮座地を決めた
縁の神
倭建命に草薙剣を授与
主祭神社
倭姫宮(伊勢神宮)
👑 注目ポイント:倭比売命(やまとひめのみこと)は崇神天皇・垂仁天皇の時代に「天照大神の御杖代(みつえしろ)」として仕えた伝説の斎王(さいおう)です。天照大神を祀るにふさわしい場所を求めて大和国から各地を巡幸し、ついに伊勢(三重県)の地に神宮を定めたとされる「伊勢神宮創建の立役者」。また倭建命の東征に際して「草薙剣(天叢雲剣)」と火打石を授け、英雄の旅を支えた叔母神としても日本神話に重要な位置を占めます。伊勢神宮内宮に隣接する倭姫宮(やまとひめのみや)に祀られ、伊勢参拝の際にあわせて参拝できます。
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02
祀られる神社
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03
登場する神話・伝説
伊勢神宮の鎮座——倭比売命が天照大神を伊勢へ導いた
崇神天皇の時代、天照大神は「大和国ではなく、より良い場所へ祀ってほしい」と告げた。倭比売命は天照大神の御杖代として各地を巡幸し、ついに伊勢国の宇治橘(現在の三重県伊勢市五十鈴川畔)に「この地が良い」という神意を受けて伊勢神宮内宮の鎮座地を定めた。伊勢神宮の創建は日本の神道史上最も重要な出来事のひとつであり、それを実現した倭比売命は「神宮の母」ともいえる存在。
出典:日本書紀(垂仁天皇紀)・倭姫命世記
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倭建命への草薙剣授与——甥の英雄を支えた叔母神
東征に向かう倭建命が伊勢神宮の倭比売命のもとを訪れた際、倭比売命は天照大神の剣「草薙剣(天叢雲剣)」と火打石の入った袋を倭建命に授けた。この草薙剣が東征中の火難から倭建命を救い、後に「草薙剣」と呼ばれるようになって熱田神宮(名古屋)の御神体となった。倭比売命の判断が日本神話の重要な展開を支えた場面。
出典:古事記(中巻)倭建命の段
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04
逸話・エピソード
EPISODE 01斎王制度の原点——倭比売命が始めた「天皇家の女性が神に仕える」伝統
倭比売命が天照大神の御杖代として伊勢に仕えた姿が「斎王(さいおう)」制度の原型となった。以後、天皇の未婚の皇女が天照大神に仕える斎王として伊勢に遣わされる制度が確立され、飛鳥時代から鎌倉時代初期まで約660年間にわたって続いた。三重県明和町の斎宮跡・斎宮歴史博物館はこの制度の歴史を今に伝える。
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05
ご利益
縁結び・良縁
天照大神に仕えた神聖な女神として縁結り・良縁への守護のご利益がある。
神事・祭祀・神職守護
伊勢神宮創建に関わった斎王として神事・祭祀・神職への守護のご利益がある。
旅の守護
各地を巡幸した神として旅行・転居・新しい地への旅立ちへの守護のご利益がある。
女性の活躍守護
天照大神の御杖代として大きな役割を果たした女神として女性のリーダーシップ・活躍への守護のご利益がある。
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06
関わりの深い場所・聖地巡礼
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