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【神社めぐり】坐摩神社(いかすりじんじゃ)

こんにちは!ももちです。

今回は、大阪のビジネス街・船場(せんば)の真ん中に鎮座しながら、一歩足を踏み入れた瞬間に別世界のような神聖な空気が広がる、格式高き名社「坐摩神社(いかすりじんじゃ / 通称:ざまじんじゃ)」をご紹介します!

摂津国一之宮であり、大阪の街の守り神として古くから厚く信仰されてきたその深い魅力に迫ります。

坐摩神社(いかすりじんじゃ)とは?

大阪市中央区久太郎町に鎮座する坐摩神社。大阪メトロの本町駅から徒歩ですぐの場所にありながら、境内は驚くほど静寂に包まれています。

まずはその珍しいお名前に注目です。「坐摩」と書いて「いかすり」と読みます。 社伝や古事記・日本書紀によると、「いかすり」とは「居所(いところ)を治める・守る」という意味に由来するとされています。つまり、住む場所、土地、そして人の身体や暮らしの基盤そのものを守護する、極めて根源的な神様をお祀りしているのです。

💡 社格の高さを示す「摂津国一之宮」 平安時代の延喜式神名帳にもその名が記されている「式内社」であり、かつてはこの地域(摂津国)の中で最も社格が高いとされる**「一之宮(いちのみや)」**に列せられています。

五柱の神様「座摩大神(いかすりのおおかみ)」とご利益

坐摩神社の本殿には、総称して「座摩大神」と呼ばれる5柱の神様がお祀りされています。先ほど別の記事でご紹介した「阿須波神」も、この中に含まれています!

【座摩大神の五柱】

  1. 阿須波神(あすはのかみ):足元や旅の安全、土地の基盤を守る神様
  2. 波比岐神(はびきのかみ):屋敷の境界や建物の周囲を守る神様
  3. 生井神(いくいのかみ):生命力あふれる瑞々しい井戸の水・生命を守る神様
  4. 栄井神(さくいのかみ):豊かに栄える井戸や生産活動を守る神様
  5. 綱長井神(つながいのかみ):深くて清らかな水源や水の恵みを守る神様

🌟 主なご利益

  • 土地・屋敷・住居の守護:建築、不動産、引っ越し、家内安全
  • 安産祈願:神功皇后が皇子(応神天皇)をご懐妊の際にご加護をうけたという故事から、「安産の神様」としても非常に有名です。
  • 旅行・交通安全:足元を守る阿須波神の御神徳による道中安全
  • 産業・商売繁盛:商都・大阪のど真ん中を守る神様として、ビジネスの発展を祈願する経営者も多く訪れます。

大阪の歴史とともに歩んだ「移転の歴史」

実は現在の坐摩神社がある場所は、元の鎮座地ではありません。

古代の創建から長らく別の場所にありましたが、安土桃山時代、豊臣秀吉による大坂城築城の際に、城の敷地にかかることになったため現在地(船場)へと遷座させられました。 さらに、昭和の大阪大空襲で社殿が全焼するなどの悲劇を乗り越え、戦後に現在のコンクリート造りの重厚な社殿が再建されました。

大阪という巨大都市の発展、そして戦災の歴史をずっと見つめ続け、街の移り変わりを肌で感じてきたまさに「大阪の歴史の証人」のような神社なのです。

境内の見どころ!「陶器神社」とユニークな社殿

坐摩神社の境内には、本殿のほかにも見逃せない魅力的なスポットがあります。

1. 全国でも珍しい陶器の神様「陶器神社(荒星神社)」

境内社である「荒星神社(あらほしじんじゃ)」は、通称「陶器神社」と呼ばれています。 火の神様や陶磁器の祖神をお祀りしており、陶磁器業界やものづくりに携わる人々からの信仰を集めています。 毎年7月には、関西最大級の陶器市である「大阪陶器市」が境内で開催され、全国から多くの人で賑わいます!

2. 「神氏(かんうじ)」ゆかりの白石

境内には「神氏(古代の祭祀集団)」にまつわる伝承が残されており、神聖な雰囲気を漂わせる石のモニュメントや、都会のオアシスらしい美しい緑が調和しています。

参拝のワンポイントアドバイス

  • 「安産祈願」や「お宮参り」の聖地として 地元大阪では、安産祈願といえば「ざまさん」と言われるほど信頼が厚く、戌の日には多くの妊婦さんやご家族が参拝に訪れます。
  • ビル群の中の神秘的な空間を味わう 周囲をオフィスビルに囲まれているため、鳥居をくぐった瞬間に「静寂と木の香り」に包まれるギャップがたまりません。仕事の合間のリフレッシュや、心を整えたいときにもぴったりのスポットです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

大阪・船場のビジネス街に静かに佇みながら、1000年以上の歴史と圧倒的な神格を誇る「坐摩神社(いかすりじんじゃ)」。

土地や住まいを守ってくれる力強いご神徳、そして安産やものづくりの神様としての温かい一面を持つ、大阪観光や神社めぐりでは絶対に外せない名社です。

次の大阪めぐりでは、ぜひ「ざまさん」に足を運び、都会の喧騒を離れて心洗われるような穏やかな時間を過ごしてみてくださいね。

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