神 様 図 鑑 — No. 094
たまのおやのみこと玉祖命
八尺瓊勾玉を作った宝石・玉造りの祖神 / 天岩戸開きの技で活躍した職人神 / 玉造(たまつくり)文化の守護神
三種の神器「八尺瓊勾玉」を作った神
天岩戸開きで活躍した五部神のひとり
宝石・アクセサリー・職人の守護神
玉祖神社(山口・防府)の主祭神
忌部氏の祖神のひとり
神の種類
天津神
神格
宝石・玉造り・職人の神
神器製作
八尺瓊勾玉(三種の神器)
天岩戸での役割
神器の製作・五部神
主祭神社
玉祖神社(山口県防府市)
💎 注目ポイント:玉祖命(たまのおやのみこと)は天照大神の天岩戸隠れの場面で「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」を作り、それが三種の神器のひとつとして現在の宮中に伝わる「勾玉(まがたま)」の原点となった神です。「玉の祖(たまのおや)」という名前が示すとおり、宝石・玉・アクセサリー作りの技術の守護神として古代から現代まで信仰されます。天岩戸の場面では五部神(いつとものを)のひとりとして鏡・剣・勾玉などの神器製作を担いました。山口県防府市の玉祖神社(たまのおやじんじゃ)が主祭神社として知られます。
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02
祀られる神社
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03
登場する神話・伝説
八尺瓊勾玉の制作——三種の神器のひとつを作った職人神
古事記・日本書紀によれば、天照大神が天岩戸に隠れた際、高御産巣日神(No.016)の命令を受けた玉祖命は「八尺瓊(やさかに)の五百箇(いおつ)の御統(みすまる)の珠(たま)」——数百個の勾玉を連ねた大きな玉の首飾り——を作った。天宇受売命の踊りとともにこの玉が岩戸の前で輝き、天照大神が外の様子に興味を持って扉を開ける場面で重要な役割を果たした。この「八尺瓊勾玉」が三種の神器のひとつとして天皇家に伝えられた。
出典:古事記(上巻)・日本書紀(天岩戸の段)
この神話を詳しく読む五部神のひとり——天岩戸開きを支えた職人神たちの系譜
天岩戸開きでは玉祖命・鏡作りの神(天糠戸神)・刀剣の神(天津麻羅神)・布の神・宝石の神という「五部神(いつとものを)」が各種の神器・道具を制作した。玉祖命はその中で「宝石・勾玉」の制作を担当し、現在の宝石・アクセサリー・貴金属産業の守護神として信仰される。「神器を作る職人神」というユニークな神格は、日本の手仕事・ものづくり文化の守護神としての性格を持つ。
出典:古事記(上巻)・日本書紀
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05
ご利益
宝石・アクセサリー守護
勾玉を作った神として宝石・アクセサリー・貴金属業への守護のご利益がある。ジュエリーデザイナー・宝石商の守護神。
職人・ものづくり守護
神器を作った職人神として職人・ものづくり・手工芸への守護のご利益がある。
美・輝き・才能
美しい勾玉を作った神として美・輝き・才能の開花への守護のご利益がある。
日本の伝統文化守護
三種の神器を作った神として日本の伝統工芸・文化への守護のご利益がある。
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06
関わりの深い場所・聖地巡礼
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