京都府

◆はじめに 京都の街を象徴する朱色の大鳥居。その先に堂々と構えるのが「平安神宮（へいあんじんぐう）」です。明治時代、かつての都・平安京の栄華を偲び、京都の新たな象徴として創建されたこの神社は、今では京都の観光・文化・信仰の中心地とな...

― 酒造と水の神を祀る、京都最古の社 ― ◆ 京都最古の神社・松尾大社とは 京都市西京区に鎮座する「松尾大社（まつのおたいしゃ）」は、京都盆地の西方・松尾山の麓に位置する古社です。創建はなんと飛鳥時代、文武天皇の御代・大宝元年...

― 千本鳥居が導く、稲荷信仰の総本宮 ― ◆ 全国三万社の総本宮 京都市伏見区に鎮座する「伏見稲荷大社」は、全国約3万社ある稲荷神社の総本宮です。朱塗りの千本鳥居が続く幻想的な景観で、国内外から多くの参拝者が訪れる日本屈指の人...

■ 皇室の鎮護としての創建 京都市北区に鎮座する平野神社（ひらのじんじゃ）は、創建が延暦13年（794年）、まさに平安京遷都の年。桓武天皇が奈良から京都へ都を移す際に、皇室の守護神として創建された神社です。 御祭神は天皇の祖神...

〜都を守護した「日本三大八幡宮」のひとつ〜 京都府八幡市、男山（おとこやま）の中腹に鎮座する石清水八幡宮（いわしみずはちまんぐう）。「宇佐神宮（大分）」「筥崎宮（福岡）」と並ぶ日本三大八幡宮のひとつで、古くから“やわたのはちまんさん...

京都府（旧・山城国）は、平安京遷都以来、日本の政治と文化の中心地として栄え、皇室や貴族、武家からの崇敬を集めた歴史的な神社が数多く存在します。特に、都の東西南北を守護する神社や、人々の生活に密着した信仰を持つ神社は、京都の歴史を物語ってい...