津島神社に祀られる摂社・末社
境内摂社 ※6社
彌五郎殿社(國玉神社)
祭神:大穴牟遅命(大己貴命)、竹内宿禰
八柱社(八王子社) (やはしらしゃ)
祭神:五男三女御子神
御社殿 木造、銅板葺(津島神社特有の銅葺)
寛文12年(1672年)建造
御神徳 子宝
御祭神 五男三女御子神
(アメノオシホミミ命、アメノホヒ命、アマツヒコネ命、イクツヒコネ命、クマノクスビ命、タキリヒメ命、イチキシマヒメ命、タギツヒメ命)
元八王子社と称し、寛文年間までは相殿にまつられていたそうです。
素戔嗚尊と天照大神が誓約(うけい)をした際に生まれた8神をもって、八王子とされます。
東京都の八王子市も素戔嗚の子供達が関係しており、八王子と呼ぶそうです。
荒御魂社(蛇毒神社)
祭神:建速須佐之男命荒御魂
神社の案内板に
「元は蛇毒神社と称し、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の御霊を祀っていたと伝えられる」
と説明がありました。
柏樹社(柏宮、柏社)(かしわぎのやしろ)
御社殿 木造、銅板葺
宝暦10年(1760年)建造
御神徳 無病息災
御祭神 建速須佐之男命奇御魂
元は居森の地に祀られていたものを此方に移されたそうです。
社の古柏柏樹一株が生えていたところよりこの名が元は柏宮・柏社と云う
和御魂社(蘇民社)(にぎみたまのやしろ)
柏樹社(柏宮、柏社)
御社殿:木造、銅板葺
宝暦10年(1760年)建造
御神徳:無病息災
御祭神:建速須佐之男命和御魂
元は蘇民将来を祀る「蘇民社」と称され、姥が森に鎮座されていたのをここに移したと伝えられるそうです。
津島神社から北方向に1.5キロほど行った場所に姥が森古墳(うばがもりこふん)という場所があり、姥が森古墳の案内板には当時素戔嗚尊の姥が住んでいたともあります。
謎が深まります。
居森社(いもりしゃ)
御社殿 木造、銅板葺
天正19年(1591年)豊臣秀吉母、大政所の寄進にて再建
宝暦9年(1759年)建造
御神徳 無病息災
御祭神 建速須佐之男命幸御魂
欽明天皇元年(540年)に西国津島より素戔嗚尊が御来臨したのが、居森の地だと言われています。
神船を高津の湊の森に寄せて祀ると、蘇民将来の裔孫と云う老婆が、霊鳩の詫によって森の中に居え祀った事により「居森社」と云われ、素戔嗚尊が御来臨されたことから津島神社の本宮とも言われているそうです。
境内末社 ※30社
稲荷社(いなりしゃ)
祭神:宇迦之御魂神
多賀社(たがしゃ)
祭神:伊邪那岐命
塵社
祭神:聖神
熊野社(くまのしゃ)
祭神:伊邪那美命
久斯社
祭神:少名毘古那神
庭津日社
祭神:庭津日神
龍田社
祭神:支那津比古命
忍穂耳社(星宮)
祭神:正哉吾勝々速日天忍穂耳命
戸隠社
祭神:手力雄命
内宮
祭神:天照大神
多度社
祭神:羽山戸神
船付社(ふなつきのやしろ)
祭神:庭高津日神
外宮
祭神:豊宇気比売命
大社
祭神:大山咋命
児之社
祭神:若年神
米之社
祭神:宇迦之御魂神
熱田社
祭神:日本建命
大歳社
祭神:大年神
愛宕社
祭神:迦具土神
橋守社(橋姫社)
祭神:猿田彦命
秋津比咩社
祭神:速秋津比売命
滝之社
祭神:弥豆麻岐神
大屋津姫社
祭神:大屋津比売命
若宮社
祭神:尹良親王
大国玉社
祭神:宇都志国玉命
稲田社(いなだのやしろ)
祭神:櫛名田比売命(くしなだひめのみこと)素戔嗚尊の妃
御利益 夫婦円満、良縁の神
御社殿 木造流造、銅板葺、宝暦10年(1760)建造
照魂社
祭神:国事殉難者
菅原社(すがわらしゃ)
祭神:菅原道真公
疹社(はしかのやしろ)
祭神:建速須佐之男命和御魂
はしかと疱瘡の神とされています。
大日孁社
祭神:大日孁貴命
境外末社 ※6社
竈社(三寶荒神社)
祭神:天知流迦流美豆比売命、奥津比売神、奥津比古神
山祇社
祭神:大山津見命(おおやまつみのみこと)
八剣社
祭神:須佐之男命荒御魂
大土社
祭神:大土御祖神
本社末社:石神社
本社末社:琴平社
祭神:大物主命
堤下社(金燈篭社)
祭神:須佐之男命奇御魂
市神社
祭神:大市比売命、大歳神、宇迦之御魂神
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